2019年1月11日(金)、あべのメディックスにて「第２回 ４科学研究センター 合同セミナー」を開催しました。４科学研究センターとは、基礎医科学と臨床医科学を共通する新たな軸で融合することで、人的?設備的?費用的資源を効率的に活用し、先進医学の発展に寄与することを目的に、2016年4月1日に創設されたセンターで、「脳科学研究センター」、「血管科学トランスレーショナルリサーチセンター」、「難治がんトランスレーショナルリサーチセンター」、「感染症科学研究センター」の４つの研究センターから構成されます。
　第２回目を迎えた今回の合同セミナーでは、各センターの紹介や最新の研究についての説明がなされました。主に医学研究科教員を対象としていましたが、大学院生の参加もあり、熱心にメモを取る姿や、活発な質疑応答が見受けられました。

ご参考）
2016年7月8日掲載　「医学研究科 ４研究センターを開設しました」

プログラム

ごあいさつ、講演会

大畑建治 医学研究科長によるごあいさつ

講演会の様子
金子幸弘 ４科学研究センター連携協議会委員長

発表

１．脳科学研究センター
「人工知能による画像診断支援：概念から臨床応用まで」

　放射線診断学?IVR学　医員　植田大樹



２. 血管科学トランスレーショナルリサーチセンター
「血管石灰化の発症機構と治療への応用」

　血管病態制御学 講師　塩井淳

３.難治がんトランスレーショナルリサーチセンター
「癌微小環境からみた難治癌の特性と分子標的治療への臨床応用」

　癌分子病態制御学　研究教授　八代正和

４. 感染症科学研究センター
「薬剤耐性菌研究班における本学の取り組み」

　細菌学 教授　金子幸弘