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「URP特別研究員(若手?先端都市)研究発表会」兼「大阪ソウル都市研究フォーラム」を開催しました

 都市研究プラザ(URP)は、2015年9月17日(木)~18日(金)にURP船場プラザにて、今年度第1回の「URP特別研究員(若手?先端都市)研究発表会(合評会)」兼「大阪ソウル都市研究フォーラム」を開催しました。

150930-1.JPG 17日(木)は阿部昌樹URP所長のあいさつから始まり、国際公募で採用された研究員9名の報告の後、李柱憲副教授(ソウル市立大学)をお招きしてスペシャルセッションを行いました。講演ではソウルの開発過程を整理したうえで、コミュニティ創出と都市間協力が現在直面する課題であるとの指摘がありました。討論では、都市への過剰人口集中に伴う「地方消滅」をにらみ、都市行政の再考と都市間の研究交流の重要性が確認されました。

 18日(金)は研究員3名の報告後、船場地域の歴史的展開をテーマにフィールドワークを実施しました。事前に八木滋氏(大阪歴史博物館)から、古代から近世の大阪周辺の地形変化と開発過程、近世の浜地?町人地の空間利用の解説を、また呉偉華氏(文学研究科前期博士課程)から、近世の道修町3丁目の社会構造に関する報告がありました。
 フィールドワークは家屋敷の空間利用形態や、人びとの信仰と生活の紐帯だった御霊神社、北御堂を見学したことで、現在も船場地域に残る人びとの営みの痕跡を再発見する充実した機会となりました。

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フィールドワーク(町歩き)道修町小彦名神社付近